2009年11月15日日曜日
分福 ぶんぶく
「分福茶釜」のモデルは、「茂林寺の釜」というのがベースになっているらしく、
茂林寺の伝説では、タヌキが守鶴 (しゅかく) という僧に化けて寺を守っていて、
汲んでも尽きない茶釜でお茶を沸かして、みんなに振る舞っていたそうで。
「分福」の 福 を 分 けるという意味も含めて縁起が良いので、彫ってみました。
ベースは 鳥山石燕『今昔百鬼拾』の「茂林寺釜」 なんですが、
遠い…。
もののけは、普通、鉄を嫌うのに、鉄に化けているということで、金の精霊という意味もあるそう。
これまた縁起が良くていい。
本ツゲ
高さ 3.5 cm × 幅 4 cm
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