2009年9月23日水曜日

自然農ノススメ



今年の春から、嫁さんが自然農に挑戦しています。

町の農園を一区画借りてやっています。

写真は自然農のバイブル 「自然農・栽培の手引き」(著者:鏡山悦子 /川口由一、出版社:南方新社)



自然農の基本は、耕さない、草を刈らない、肥料を与えない、水をやらない。

野菜が育つための手伝いを少ししてあげるだけ。

ただ、うまくまわるには、2, 3 年かかるのかなと思っています。



実際、半年が過ぎましたが、できた野菜は小さく、収穫量も少ないです。

借りている土地は、元々田んぼだったみたいで、土は硬くて粘土質。

そのため、種を植えても、上にかける土がボコボコしていて、うまくいきません。



あと、畝 (うね) は、南北に立てるのが基本のようで、現在、東西の畝を南北に切り替え中。

南北にする理由は、野菜にまんべんなく光を当てるため。東西だと、南側しか光が当たりません。

(写真の手前側が古い畝で、向こう側が新しい畝です)

その作業とあわせて、腐葉土と籾殻炭を入れて、土壌の改良を図ります。

この 3 週間で、4 つの畝を立てました。



一番奥の畝から、大根、にんにく、白菜を植えています。

一つの畝を立てるのに、2 時間ぐらいかかります。



となりのおばちゃんは、現代農法なので、それはそれは立派な野菜がなります。

うちの小さな野菜を見て、「キュウリが曲がるのは、栄養不足!」とか言われます。

このやり方が、うまくまわり始めたら、「いつもお手入れ大変ですねぇ」と、言い返してやるのが、ささやかな夢です。

野菜と同じで、人間が小さいなぁ。

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